はじめに|ワーママになって見えた「働き方の限界」
コンサル時代、仕事自体は好きで、上司も穏やかで人間関係にも恵まれていたと思います。
ただ、子どもが生まれてからは “働き方そのものが合わなくなった”と感じることが多くなりました。
- リモートワークが全面禁止に戻った
- 男社会で、時短ワーママの昇進が現実的に難しい
- フル出社前提
- 生活リズムと会社の前提が完全にズレた

働き方に限界を感じた時、
「会社を変える」ことは自分を守る選択肢になります
このまま働くことが難しい(未来が見えない)ので、
ホワイト企業へ転職することを決意 しました。
STEP1|“ゆずれない条件”を言語化した
転職活動で一番大事なのは
「何が譲れないか」 を最初に決めること。
- リモートワークが柔軟に使えること
- 大企業であること(制度が強く属人化しにくい)
- 福利厚生が充実していること
- 有給消化率が高いこと
- 穏やかなマネジメント(パワハラNG)
- 残業少なめで生活と矛盾しない働き方
- 転勤がない、または選択制であること
大企業にこだわった理由は、
制度が整っていて、ワーママのロールモデルが多いからです。

“制度があるだけ”じゃダメで、
“制度が効く環境”が大事ですよね
STEP2|“ホワイト企業の特徴”を先に洗い出した
ゆずれない条件とは別に、
ホワイト企業に共通する傾向 を整理しました。
- リモート勤務が制度だけでなく実際に運用されている
- 管理職が穏やかで、怒鳴る文化がない
- ワーママ社員・30代女性が一定数いる
- チーム人数が多く、属人化していない
- 評価制度が生活と矛盾しない
- 有給や制度が“形だけでなく”使われている
STEP3|求人票からホワイト度を読み解いたポイント
求人票は、
会社のカルチャーがにじむ大事な資料だと思います。
- リモート比率が明記されているか
- 平均残業時間が現実的か
- 有給取得率が高いか
- 福利厚生(家賃補助・休暇制度・各種手当)が強いか
- 転勤なし or 選べる制度があるか
- 従業員数(大企業かどうか)
- 育休復帰率・女性管理職比率

書いていない部分は、
面接で“絶対に“確認しておくべきです
STEP4|受けた5社の内訳と、ワーママ転職の現実
🍼 まず大前提
ワーママは受ける会社を絞って戦う。
転職のセオリーは
「10〜20社エントリーして選ぶ」。
でもワーママはその戦い方ができない。
なぜなら:
- 面接は基本“平日昼間”
- 保育園の送り迎えがある
- 子どもの体調次第で予定が飛ぶ
- 夜の面接も現実的に厳しい
- 正直、体力・気力ともにきつい

私は“受けられる最大数”として5社程度に絞るしかなかった・・・
これがワーママ転職のリアルかなと。
これは「手を抜いた転職活動」ではなく
“ワーママとして私が現実的にやれる最大値”だったと思います。
🔷 受けた5社の内訳(本当にリアルな話)
① ディベロッパー × 2社(書類落ち)
- 今まで関わってきたことのない業界ですが、業務内容に憧れをもっていました
- 給与・福利厚生・知名度も強い!
→ どちらも書類落ち。志望動機の完成度が低かった+人気すぎて倍率が高かったのかと思われます。
② 金融(一次面接落ち)
- 金融は合わないと思っていましたが、穏やかと聞いたので一応受けてみました
- リモート勤務も導入しているという話(週2,3回くらいだったような)
- 面接で 「幼少期から自分のこと振り返って説明して」 という難問が出ました
→ 初めての面接だったこともあり、完全に準備不足でしたね

緊張しすぎて何話したか覚えてないレベル(笑)
③ 同業界の他社(一次面接落ち)
- 企画職かと思いきや実はかなり営業寄りということが面接中に発覚しました
- 面接中に「これは完全にミスマッチでは?」と
→ 自分も相手も納得の一次落ち
④ 今勤めている会社(唯一の内定)
今回の転職で第一志望だった会社。
理由は:
- 大企業
- 福利厚生が最強クラス
- リモートワークが現実的
- 転勤ほぼなし
- 女性が働きやすい文化
- 全体的にホワイトなイメージ
● 一次面接の印象
- 面接官が穏やかで話しやすい
- 業務説明が丁寧(超珍しいと思います)
- これまでの業務経験の深掘り中心
- ガツガツしてなくて話しやすい
→ かなり盛り上がったのですが、受かったかどうかは分かりませんでした
● 最終面接
- 一般的な質問(志望動機・強み・経験など)
- 雰囲気は柔らかかったです
→ 無事に内定!

第一志望だったこともありますが、
何よりこれで転職活動に終止符を打てることに安心しました
STEP5|ホワイト企業を見極めるために聞いた質問
- チーム人数と役割分担
- 残業が発生するパターン
- リモート勤務の運用状況
- ワーママ社員の働き方(自分と同じような境遇のメンバーいるか)
- 評価制度の運用
- 転勤の有無/選べるか
これらに答えられない会社であれば避けていたと思います。
STEP6|内定後の“ミスマッチ防止チェック”
- 実際の業務範囲
- 業務量の予測
- 期待されていること
- チームの雰囲気
- 在宅勤務の扱い
- ワーママのキャリア実例
→ 全部クリアで安心して入社することができました。
STEP7|入社してわかった「ホワイト企業の共通点」
- 人が穏やかで、説明が丁寧
- 土日の仕事連絡が本当にゼロ
- 制度が形だけでなく“ちゃんと使われている”
- 有給を当たり前に取れる
- リモートと出社のバランスが自然
- 業務量の見積もりが現実的で、無茶振りがない

「のんびり働けるってこんなに心が軽くなるの?」
と入社して数ヶ月は感じていました
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まとめ|ワーママこそ“働きやすい会社”を選べる

“仕方なく働く”から “自分で選ぶ働き方”に変えた瞬間、
人生が変わった
働き方を変えるのに遅いなんてことはない。
ワーママこそ、もっと自分に優しい環境を選んでいい。
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